これから野球を始めるにあたり、まずはトレーニングシューズを購入しようと思ってる方は「一体どんなのを買ったらいいのか?」とお悩みの方も多いのでは…。一言でトレーニングシューズと言っても、タイプは様々。選び方やその違い、オススメのタイプをご紹介します。
野球のスパイクとトレーニングシューズの違いとは?
野球用のシューズにはまず、「スパイク」と、「トレーニングシューズ」の2種類があります。2つの大きな違いは、「靴底」。スパイクとはご存知の方も多いと思いますが、金属の歯や樹脂やラバーの突起が付いているものを指します。一方でトレーニングシューズは、スパイク程の突起はない為、見た目は普通のランニングシューズと変わらない靴底のものを指します。
試合に出る際はスパイクが付いたシューズを履くことが必要になりますが、それ以外の場合は用途に合わせて履き分けるのがおすすめです。
とくに、小学生のお子さんやスパイクだと足の疲れを感じる方、ジョギングなどで舗装された道路や砂利道を走る場合などには、スパイクよりもトレーニングシューズが最適です。上手に履き分けることで足の疲労を軽減し、パフォーマンス向上にもつながりますよ!
靴底の種類
▷ラバーソール
突起が付いている靴底です。グリップ⼒が強いので、キャッチボールやノック・バッティング練習を⾏うときも滑らず、野球ならではの縦や横の動きを練習するときに適しています。
▷マルチソール
見た目も一般的なランニングシューズと変わらず、スニーカーのようなマルチタイプのソールのものです。野球の練習時や人工芝グラウンドの試合の時以外にも、ボールを使わない自主トレや、ジョギング・ランニング時など、幅広いシーンで使用することが出来ます。
また、トレーニングシューズをスパイクと兼用し、ウォームアップや移動時に履く場合は、脱ぎ履きしやすいマジックテープの「ベルクロ」タイプのものがおすすめです。
野球トレーニングシューズの特性
トレーニングシューズは軽い練習やグラウンドを使えない時に履く練習靴、といった位置づけの為「アップシューズ」とも呼ばれています。
▷特徴
グラウンド:土→△・天然芝→△・人工芝→◎
軽量性:◎
価格:◎
足への負担:◎
▷メリット
・丈夫で壊れにくい
・グラウンドで滑りにくい
・着脱が楽
・リーズナブル
▷デメリット
・スニーカーに比べて重い
・通気性が悪い
・形が少しゴツめ
おすすめのトレーニングシューズ
ポイントは靴底と通気性です。普段履きのトレーニングシューズを選ぶのならば、できるだけ靴底のやわらかい、足指の付け根がよく曲がるものや洗濯可能なカップインソールのものを選びましょう。
オススメの人気トレーニングシューズをご紹介します。
▶︎アンダーアーマー ヤードトレーナーワイド
日本人向けに開発されたこちらのトレーニングシューズ。フィット感もよく、靴底はグリップ力が強く、衝撃に対して吸収・反発効果をもたらすクッション性が心地よい走りを実現します。また、通気性も確保されているとのこと。
▶︎ニューバランス TJ3000
見た目的には普通のスニーカーなんですが、トレーニングシューズです。軽くて履き心地がいいのがポイント!軽いトレーニングシューズをお探しの方には特におすすめ。
普段使いやウォーミングアップ時に使いやすいです。また、こちらは厚底タイプのモデルになるのでソール部分が大きくて安定感があります。
▶︎アシックス BRIGHTLINE RT
ランニングシューズを得意とするアシックスが、そのテクノロジーを応用して開発したというトレーニングシューズ・BRIGHTLINE。
見た目もそのままって感じですが、れっきとした野球トレシューだそうです。
普段履きでも違和感なく使える見た目が特徴。メイン素材は合成繊維で、ジョギングシューズのような感覚で着用が出来ます。また、前足部、かかと部分共にクッション性が高く、履きやすいと好評。
▶︎アディダス アディピュアBB RUN TR
ランニングシューズっぽく改良されたトレーニングシューズ。さすがアディダス、普段履きでも全く問題なさそうなデザインです。こちらのシューズは海外モデルでよくあるタイトなものではなく、日本人の足に合わせてデザインされており、一般的な日本人の足の方なら窮屈に感じることなく履くことができます。
試合の行き帰りにトレーニングシューズを履いていけば、「予備のスパイク」ともなります。もしスパイクが試合中に壊れた時に使えちゃうんです!
普段履きもできるお気に入りのデザインを選んでくださいね。