ディリー杯2歳ステークスの歴史と過去のレース|競馬デイリー杯

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デイリー杯の歴史

「デイリー杯3歳ステークス」の競走名で1966年に創設。

舞台を京都、阪神、中京、と幾度か変更しながら関西地区の主要な3歳(現2歳)重賞として定着していきました。

1984年のグレード制変更によりG2に格付け。

馬齢表示が国際基準に変更された2001年に「デイリー杯2歳ステークス」に改称された。

暮れのG1や翌年のクラシックにつながる重要な一戦として、毎年大きな注目を集めている。

デイリー杯の年表

1966年*「デイリー杯3歳ステークス」の競走名でレース創設。京都芝1600mで第1回施行1984年 *グレード制導入。GⅡに格付け

1989年 *混合競走となり外国産馬の出走が可能になる。 1995年*指定交流競走となり地方競馬所属馬(4頭まで)の出走が可能になる。 1997年 *競走距離を京都芝1400mから現行の京都芝1600mに変更 2001年*馬齢表記の国際基準への変更にともないレース名を「デイリー杯2歳ステークス」に変更

2010年*国際競走となり外国調教馬(9頭まで)の出走が可能に なる。 2020年 *阪神芝1600mで施行

デイリー杯|過去20年の歴代優勝馬

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手
第1回1966年11月23日京都1600mヤマピット牝2JRA01:38.0池江泰郎
第2回1967年10月10日阪神1400mコウユウ牝2JRA01:25.2清水出美
第3回1968年10月10日阪神1400mファインハピー牝2JRA01:25.7簗田善則
第4回1969年10月5日阪神1400mタニノムーティエ牡2JRA01:24.1宮本悳
第5回1970年10月4日阪神1400mシバクサ牡2JRA01:25.6宮本悳
第6回1971年10月10日阪神1400mフクリュウヒカリ牡2JRA01:25.6鹿戸明
第7回1972年10月8日阪神1400mキシュウローレル牝2JRA01:22.2梅内忍
第8回1973年10月7日阪神1400mキタノカチドキ牡2JRA01:25.6武邦彦
第9回1974年9月29日阪神1200mニルキング牡2JRA01:11.6田之上幸男
第10回1975年9月27日阪神1200mキタノカイウン牡2JRA01:11.0福永洋一
第11回1976年10月2日阪神1200mアータルオー牡2JRA01:09.9武邦彦
第12回1977年10月1日阪神1200mバンブトンコート牡2JRA01:11.0伊藤清章
第13回1978年10月21日京都1400mニホンピロポリシー牡2JRA01:22.9福永洋一
第14回1979年10月20日中京1400mラフオンテース牝2JRA01:23.3岩元市三
第15回1980年10月18日阪神1400mサニーシプレー牡2JRA01:24.9内田国夫
第16回1981年10月31日京都1400mリードエーティ牡2JRA01:24.0田島信行
第17回1982年11月6日京都1400mニホンピロウイナー牡2JRA01:23.3河内洋
第18回1983年11月5日京都1400mロングハヤブサ牡2JRA01:22.9河内洋
第19回1984年11月3日京都1400mタニノブーケ牝2JRA01:23.9村本善之
第20回1985年11月2日京都1400mヤマニンファルコン牝2JRA01:23.7田原成貴
第21回1986年11月1日京都1400mダイナサンキュー牡2JRA01:23.4南井克巳
第22回1987年11月14日京都1400mダイタクロンシャン牡2JRA01:24.3増井裕
第23回1988年11月12日京都1400mアイドルマリー牝2JRA01:24.1田原成貴
第24回1989年11月11日京都1400mヤマニングローバル牡2JRA01:23.1武豊
第25回1990年11月10日京都1400mノーザンドライバー牡2JRA01:23.1岡潤一郎
第26回1991年11月2日京都1400mニシノフラワー牝2JRA01:23.2田原成貴
第27回1992年11月7日京都1400mビワハヤヒデ牡2JRA01:21.7岸滋彦
第28回1993年11月6日京都1400mボディーガード牡2JRA01:22.0松永幹夫
第29回1994年10月22日阪神1400mマキシムシャレード牝2JRA01:22.3松永幹夫
第30回1995年10月21日京都1400mロゼカラー牝2JRA01:22.2藤田伸二
第31回1996年10月19日京都1400mシーキングザパール牝2JRA01:21.3武豊
第32回1997年10月18日京都1600mボールドエンペラー牡2JRA01:35.6松永幹夫
第33回1998年10月24日京都1600mエイシンキャメロン牡2JRA01:36.0武豊
第34回1999年10月23日京都1600mレジェンドハンター牡2笠松01:34.6安藤勝己
第35回2000年10月14日京都1600mフジノテンビー牡2笠松01:34.6安藤勝己
第36回2001年10月13日京都1600mファストタテヤマ牡2JRA01:34.9安田康彦
第37回2002年10月12日京都1600mシルクブラボー牡2JRA01:33.9後藤浩輝
第38回2003年10月18日京都1600mメイショウボーラー牡2JRA01:34.1福永祐一
第39回2004年10月16日京都1600mペールギュント牡2JRA01:34.3小牧太
第40回2005年10月15日京都1600mマルカシェンク牡2JRA01:37.2福永祐一
第41回2006年10月14日京都1600mオースミダイドウ牡2JRA01:34.3武豊
第42回2007年10月13日京都1600mキャプテントゥーレ牡2JRA01:35.6川田将雅
第43回2008年10月18日京都1600mシェーンヴァルト牡2JRA01:33.3北村友一
第44回2009年10月17日京都1600mリディル牡2JRA01:33.7小牧太
第45回2010年10月16日京都1600mレーヴディソール牝2JRA01:33.6福永祐一
第46回2011年10月15日京都1600mクラレント牡2JRA01:34.9小牧太
第47回2012年10月6日京都1600mテイエムイナズマ牡2JRA01:34.7池添謙一
第48回2013年10月5日京都1600mホウライアキコ牝2JRA01:33.2和田竜二
第49回2014年11月15日京都1600mタガノエスプレッソ牡2JRA01:35.1岩田康誠
第50回2015年11月14日京都1600mエアスピネル牡2JRA01:35.9武豊
第51回2016年11月12日京都1600mジューヌエコール牝2JRA01:34.6福永祐一
第52回2017年11月11日京都1600mジャンダルム牡2JRA01:36.3A.アッゼニ
第53回2018年11月10日京都1600mアドマイヤマーズ牡2JRA01:35.4M.デムーロ
第54回2019年11月9日京都1600mレッドベルジュール牡2JRA01:34.5武豊

デイリー杯の優勝賞金

1着 3800万円

2着 1500万円

3着 950万円

4着 570万円

5着 380万円

デイリー杯のコース紹介

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京都競馬場の名物と呼べるのが3コーナーの坂です。

外回りコースは、コースの高低差が4.3メートルもあり、向正面の中ほどから3コーナーにかけては上り坂、4コーナーにかけて下り坂のレイアウトです。

傾斜あるのは3コーナー近辺だけ、それ以外はほぼ平坦という起伏のレイアウトまれで、要は3コーナーに小高い丘がある馬場と考えれば良いと思います。

レースは上り坂を上り切った付近にあたる残り800メートルからペースが上がるレースが多くなります。

最後に

阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークスの2レース(G1レース)と同じ芝1600mのため、その前哨戦としてレベルの高いレースが毎年見せてくれています。

2歳馬戦は概ね内回りコースで開催されますが、上級レベルなのでこのレースは外回りとなっています。

今年はどのようなレースを見せてくれるか楽しみです。

鳴尾記念|歴代優勝馬、出走条件、賞金、歴史

鳴尾記念 競馬

鳴尾記念|レースの概要 レース創設当初から1953年までは、6月と12月の年2回開催されていました。 1954年から年1回の開催になり、開催時期・距離・負担重量を何度も変更し。現在は6月上旬に阪神競馬場の芝2000mの別定戦になっています。 1984年のグレード制導入時にGⅡに格付けされていましたが、2000年にGⅢに降格となっています。 現在は宝塚記念の、前哨戦の別定戦重賞レースとして開催されています。 ⁂競走条件 *出走資格ーサラ系3歳以上 *日本中央競馬会所属馬ー外国産馬含む *地方競馬所属馬ー2頭まで *外国調教馬ー優先出走9頭まで ⁂負担重量ー別定 牡馬・騙馬 3歳52kg、4歳以上56kg、牝馬2kg- *平成28年6月4日以降のGⅠレース(牝馬限定レースを除く)優勝馬2kg+、牝馬限定GⅠレースまたはGⅡレース(牝馬限定レースを除く)優勝馬1kg+ *平成28年6月3日以前のGⅠレース(牝馬限定レースを除く)優勝馬1kg+(2歳成績除く) ⁂賞金 1着 4100万円、2着 1600万円、3着 1000万円、4着 620万円、5着 410万円 ⁂年表 1951年 現4歳以上の馬による重賞レースとして創設。第1回が阪神競馬場の芝2400mで開催。春・秋の年2回制のハンデキャップ戦。 1953年Read More 鳴尾記念|歴代優勝馬、出走条件、賞金、歴史

【函館2歳ステークス】GIII1200mのレース|歴代優勝馬

函館2歳ステークス

レースの概要 1984年にグレード制導入によりGⅢに格付けされる。 2001年の馬齢表示が国際基準に変更され、レース名が【函館2歳ステークス】に改称されます。 開催時期は2012年から7月開催で定着しています。 施行距離は芝1200mで施行されていますが、1994年の第26回のみダート1000mで開催されました。 競走条件 出走資格ーサラ系2歳 *日本中央競馬会所属馬 *地方競馬所属馬  栄冠賞・ウィナーズチャレンジ(2レース)で優勝馬に、本レースの優先出走権が与えられる。 *外国調教馬 優先出走8頭まで ⁂負担重量ー馬齢重量(54kg) (本レースで優勝した地方競馬所属馬は、阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークス・ホープフルステークスのいずれかのレースに出走資格が与えられる。 2着に入線した地方競馬所属馬は札幌2歳ステークスに出走できる。) 賞金 1着 3100万円、2着 1200万円、3着 780万円、4着 470万円、5着 310万円 年表 1969年 現2歳馬による馬齢重量の重賞レースとして【函館3歳ステークス】のレース名で、第1回が函館競馬場の芝1200mで開催される。 1984年Read More 【函館2歳ステークス】GIII1200mのレース|歴代優勝馬

ダービー卿チャレンジトロフィー|歴代優勝馬|勝つのはどの馬だ?

競馬 ダービー卿チャレンジトロフィー

ダービー卿チャレンジトロフィー 1969年に、イギリスからレスター・ピゴットなど3人の騎手を招いて、東京と京都で「英国騎手招待レース」を合計で4レース開催された。 そのうちのひとつに、第18代ダービー卿からトロフィーの寄贈があったことを記念し、本レースが創設された。 第1回から第12回までは東京競馬場の芝1800mで開催されましたが、第13回から中山競馬場の芝1800mへ変更になり、1984年のグレード制導入の際に格付けがGⅢになった。 距離は1996年に芝1200mから芝1600mに距離が変更され、安田記念へのステップレースに位置付けられるようになった。 2002年に負担重量が別定戦からハンデキャップ戦に変更された。。 レース条件 出走資格ーサラ系4歳以上 *日本中央競馬会所属馬 *地方競馬所属馬 2頭まで *外国調教馬 優先出走、8頭まで 負担重量ーハンデキャップ戦 ダービー卿チャレンジトロフィーの賞金 1着 3900万円、2着 1600万円、3着 980万円、4着 590万円、5着 390万円 ダービー卿チャレンジトロフィーの歴史と歴代優勝馬 1969年 現3歳以上の馬による重賞レースとして創設。第1回が東京競馬場の芝1800mで開催される。 1971年 外国産馬が出走可能になる。(1983年まで) 1981年Read More ダービー卿チャレンジトロフィー|歴代優勝馬|勝つのはどの馬だ?

小倉大賞典の歴代勝ち馬とGIIIに格付けされる重賞レースの歴史を紹介

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小倉大賞典は、施行競馬場、距離、時期、条件は何度か変遷しましたが、1987年以降は冬季の開催で定着しています。 真冬の地方重賞かつハンディキャップレースということもあり、出走馬の大半はGⅠを目標にするには力量が足りないオープン馬です。 小倉大賞典では、毎年のようにどの馬が、勝ってもおかしくないレースです。 小倉大賞典の年表 1967年 現3歳以上の馬による重賞レースとして小倉競馬場の芝1800mで施行される。 1969年 本年のみレース名をセントウルステークスに変更して開催される。 1984年 グレードをGⅢに格付けされる。 1999年 外国産馬が出走可能になる。(2000年まで) 2001年 国際基準の馬齢表示により、出走条件を4歳以上の馬に変更される。 2005年 外国産馬が出走可能になる。 2009年 国際レースになり外国調教馬が8頭まで出走可能になる。 2020年 地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる。Read More 小倉大賞典の歴代勝ち馬とGIIIに格付けされる重賞レースの歴史を紹介

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