「ドリブルが上手くできない……」
「ドリブルが上手くなって何人も抜きたい」
ドリブルで相手選手を何人も抜き去ることができたら、カッコいいし監督にも注目もされるでしょう。
サッカーの試合でドリブルが上手くない選手にボールが渡ってしまったら、せっかくのチャンスも潰しかねません。
なので、試合に出場したいと思ったら、しっかりとドリブルの練習をしなければならないでしょう。
ですが、ドリブルって中々難しいですよね。
今回はサッカー初心者でもすぐにドリブルが上手くなるコツやドリブルの練習方法などについて書いていきます。
サッカー初心者が上手くなるドリブルの3つのコツ
ドリブルが上手になるためには、自分が考えている通りにボールを扱うことができるようにならないといけません。
初心者はまだ上手くボールのコントロールが出来なくて当然です。
従ってプロサッカー選手がする高度なドリブルテクニックなどを練習しても、基本ができていないので、効果は期待ありません。
まずはドリブルの基本から学んでいきましょう。
1.ボールコントロールをできるようにする
前述したように初心者の多くは思うようにボールをコントロールできない方が大半でしょう。
なので、初心者がボールコントロールをできるようにするには、とにかくボールに触れるということが何よりも大切です。
部活動内で行う練習以外にも自宅や公園、広い場所でリフティングやボールマスタリーといった方法で練習をしましょう。
ボールマスタリーは様々な30種類以上ありますが、全てできる必要はありません。
短い時間でも数種類行うことで、ボールコントロール技術の向上に期待ができますよ。
2.周りをみることをできるようにする
ドリブルをしているとき、ボールばかり見ているということはありませんか。
ドリブルの際、ボールだけをみてドリブルをしてはいけません。
理由は、試合に最中ボールばかり見ていたら、周囲の状況が分からないからです。
ボールをもったらどこに誰がいるのか、誰かにパスをまわしたらよいのか、それともシュートをすべきかなど。
様々なことを瞬時に判断をして、正確なプレーをしなければいけないからです。
下ばかりをみてドリブルに集中してしまったら、相手プレイヤーがいつの間にか近寄ってきてボールをとられた! なんてことも多発してしまいます。
「ボールを見ないでドリブルなんて……」と思うかもしれません。しかし自分が意識的にボールを見ないでドリブルをするようにすれば、いつの間にかできるようになっていますので、心配する必要はありません。
3.フェイントをできるようにする
ドリブルで相手選手を抜き去る際に必要になっていくのが、フェイントという技術です。
プロ選手が相手ディフェンダーを見事に抜き去っていく姿は、まさにサッカーの醍醐味といってよいでしょう。
フェイントが上手な選手はそれだけゴールやアシスト、攻撃の起点になる可能性もあるので体得しておくことに越したことはありません。
もちろん練習をしないといけませんが、初心者でも比較的容易にできるフェイントをいくつか紹介していきます。
ボディフェイント
ボディフェイントはフェイントの中でも、比較的簡単な部類に入るフェイントです。
上体を大きく左右にどちらかに振り、上体に振ったのと反対側に抜けていくというフェイント方法です。
シザース
プロ選手でもよくするフェイントで、ボールの前を何度か足を通すことで、相手選手のタイミングをずらすというのがシザースです。
シザースを上手く行う方法はやはり足さばきです。最初はボールを使わないでシザースがどのようなものなのかを慣れるところからスタートしましょう。
サッカー初心者が上手くなるドリブルの練習方法
最後に効果的にドリブルが上手くなる練習法を紹介していきます。
一人で練習するときはリフティングやボールマスタリーをするのも良いですが、部活動内や何人か人がいるときはほかの練習方法もチャレンジしてみましょう。
1.ボール出しゲーム
ゲーム感覚でできるドリブルの練習方法です。
四角いエリアを作り、エリア内で一人の一個ボールをキープしながら相手のボールを外に出すというものです。
キープするだけではなく、相手のボールをエリア外に出すように心がけましょう。
2.1対1の試合形式の練習
実際の試合形式のですが、ボールを使わない練習方法です。
まずマーカーでゴールを決め、守備側は攻撃側をタッチし、攻撃側はタッチをされたら攻守交替します。
慣れてきたらボールを使って行ってみましょう。
サッカー初心者が最速でレギュラーをとるには、ドリブルを磨くべし!のまとめ
サッカーをする上でドリブルがいかに重要なのか分かってもらえたのではないでしょうか。
やはり重要なのは、いかにボールと触れ合っているかというのが重要です。
キャプテン翼のように「ボールは友達!」と言えるくらい、練習をすればレギュラーを取ることも夢ではありませんよ