野球練習着の選び方
これから野球を始めるにあたって、ウェアと道具がなければ野球チームに参加することもできません。ウェアを揃えるにあたり、でまず必要なのは試合用のユニフォームの前に、練習専用の「練習着」ですよね。ユニフォームとは違った作りになっており、練習専用のパンツとにかく丈夫に作られています。膝部分には、パッドが入っていたり、キルトの2重素材になっていたりします。お尻の部分の生地も厚く作られていて、スライディングをしても安心です。
トップスとパンツにそれぞれどんな種類があって、どの様に揃えたらいいのか?をご紹介します。
野球のウェアは練習用と試合用で着分けるのが一般的です。
野球は非常にユニフォームが汚れやすいスポーツで、特に練習ではあっという間に泥んこまみれになり、洗濯を繰り返すことに。そのため綺麗な試合用のユニフォームは練習では使わず、練習では地味で安価で丈夫なユニフォームを着用するのが一般的です。
一方、試合ではそのチームを象徴するデザインのとっておきのユニフォームを着てプレイします。
白上下が一般的ですが、チームに確認して周りから浮かないユニフォームを選択しましょう。土日連続でプレーするケースは2セットあるのがベター。
パンツは特に汚れやすく、しばらく着用するとすぐにボロボロになるので消耗品と考えましょう。
▶︎パンツ
パンツにはいくつかのタイプがあります。どのタイプがいいかは、指定がなければ、好みで選ぶといいでしょう。
・ストレート
ストレートタイプは、下までストンとしたストレートな形で、シューズまで届く長さがあります。プロ野球でも最近はこのレギュラータイプが多くなっています。
・ゴム紐
裾にゴム紐が付いているものもあり、シューズなどにひっかけてははきます。ただし、このタイプはローカルルールで使用が禁止されていることもあります。
・ショートフィット
ショートフィットは、膝下くらいまでの長さがあり、ピタッとした形で、ストッキングを見せてはきます。
イチロー選手が、膝から下は黒いストッキングを見せてはいているのをよく見ると思います。あれがショートフィットのスタイルです。
・レギュラータイプ(レギュラーフィット)
レギュラータイプは、ショートフィットと同じような見た目ですが、丈はやや長く、ふくらはぎぐらいまであります。
最近はストレートタイプが多くなっていますが、少し前はレギュラータイプやショートフィットが主流でした。また、「日本高等学校野球連盟」の規則で、ストッキングは必ず見せるというルールがあり、高校野球では今でもレギュラータイプ・ショートフィットが定番です。
▶︎トップス
・素材は夏用に涼しいメッシュのもの、冬用に温かいニット素材のものなどがあります。
・アンダーシャツ(長袖・半袖)
練習着・ユニフォームの下には、アンダーシャツを着用します。今は「コンプレッション(
着圧)インナー」と呼ばれるピタッとした動きやすいインナーが主流。
冬は長袖、夏は半袖を着るのが一般的で、練習用の場合は普通のTシャツでも代用可能です。こちらは最低でも半袖・長袖が2枚ずつ以上あるといいでしょう。
試合用のユニフォームの場合はカラーをチームが揃えているケースが多いです。野球のユニフォームのデザインはシンプルなものが多く、アンダーシャツのカラーで印象が大きく変わるから。まずはカラーを確認してみましょう。
基本は無地で、柄物は一般的ではないので使用しないのがベター
また、アンダーシャツに関しても、中高生は規則で色やデザインが決められている事が多いです。
▶︎キャップ
キャップはほとんどの場合、チームからの指定があります。ベルトも場合によってはチームで統一されている場合もありますので要確認です
▶︎アンダーソックス
普通の靴下でも構いませんが、野球用のアンダーソックスはつま先が特別に丈夫に作られており、スライディングを前提として作られているので頑丈です。普通のソックスだとすぐに穴があくでしょう。怪我防止にもつながります。すぐに汚れますので、枚数は多いほうが何かと便利ですね!
▶︎防寒ウィンドブレーカー
冬はウィンドブレーカーなしだと厳しいと思います。プレー中はともかく、移動時間や休憩中は着用することがオススメです。通常のジャンパーでも全然代用可能です。
おすすめブランド別・野球練習着
・ミズノ(MIZUNO) 練習用シャツ
・イグニオ(IGNIO)メンズ 野球 練習用ユニフォーム シャツ
・asics(アシックス) 野球 楽白 ネオリバイブ プラクティスパンツ(ショートフィット)
・ZETT(ゼット) 野球 ユニフォーム レギュラー パンツ ヒザ
・ティゴラ Tigora 野球練習ユニフォーム下
基本的に色は白一色ですが、素材だったり、形だったりが違うので、規則があればその通りに、なければ好みや季節で使い分けましょう。
楽しく快適に毎日練習できるよう、季節や好みに応じて、最適な1着を!また、練習着は、個人で用意する場合と、チームでそろえる場合とあるので、購入する前にチームに確認しましょう。